2025.02.14
涅槃節
2月13日に涅槃節が執り行われ,中学校全学年が出席しました。
約2500年前の旧暦2月15日に,お釈迦様は最後の教えを残して80歳の生涯を終えました。
涅槃(ねはん)とは肉体をなくすとともに悟りの境地に入ることを意味します。涅槃に至ったお釈迦様のことをしのび,またその教えや徳に感謝するのが涅槃節です。
宗教儀式後は,浄雲寺30代目住職の荒木尚太様を講師にお迎えして,「なにげなく過ごす日々の大切さ」という法話をいただきました。
私たちは普段の生活で起こるあらゆることは「当たり前」と捉えがちですが、それは「誰かが自分のために用意してくれたもの」だから「当たり前に見える」ものです。またそれは、ふとした瞬間に失われるかもしれないもので、だからこそ大切だと仰っていました。そのことをご自身の経験も交えながらお話ししていただき、生徒たちもそれぞれ身近な出来事を思い浮かべていたようでした。
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