武蔵野大学中学校・高等学校

武蔵野大学中学校・高等学校

2024.10.19

高2修学旅行 北海道

10月7日9時、羽田空港第2ターミナル。早朝の集合もものともせず、興奮した様子の高校2年生北海道方面の修学旅行生が集合しました。滞りなく保安検査を済ませ定刻通り出発し、13時前に新千歳空港に着陸しました。

有珠山付近は幸運にも雨が上がっており、ガイドの方のご説明を聞きながら、噴火や地震の爪痕の残る道を進みます。最後には海の向こうに晴れ間も見えました。

2日目の午前中は生徒選択のアクティビティでした。ラフティング、サイクリング、アイス・生キャラメル、釣り堀、レザーワークに分かれて活動しました。天気は快晴。蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山も綺麗に見えました。

昼食を食べて午後からはウポポイ(民族共生象徴空間)へ。「ウポポイ」はアイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」を意味しており、こちらはアイヌ文化の復興・創造等の拠点となる施設です。

先住民族の文化や歴史に触れることで、多様性や異文化を学ぶことができた貴重な時間でした。見学後、アイヌ語を楽しそうに口にする生徒たちの姿が印象的でした。

3日目は札幌市内の班別自主研修でした。事前に班員と組んだ行程に沿って札幌の街を巡ります。非常にわくわくした様子で出発し、たくさんのお土産とともに帰ってきました。

最終日となる4日目は、小樽市内の班別自主研修でした。午後のフライトまでの限られた時間でしたが、事前に調べていたお店の訪問や、運河の景色を写真に収めるなどして最後まで北海道を満喫しておりました。

4日間大きなトラブルや時間の遅れもなく無事に全行程を終えることができました。事前の準備から旅行中を通し、生徒同士で協力することや集団行動においてやらなければならないことを多く学べたようでした。そして何より日常から離れた土地を歩き、普段とは違う気候・文化・生活様式・他者と関わることができ知見を広げることができたことと思います。学んだことを今後の学校生活、そしてこの先の人生にも活かしていきましょう。