2024.03.26
2023年度 中学3年生修了式
春としては少し寒さの残る3月19日、本校の雪頂講堂にて、武蔵野大学中学校第5回修了式が執り行われました。
中学3年生の感謝の言葉では、友人・先生・両親への感謝、未来への抱負が述べられていました。その一部をここで紹介いたします。
「友人・両親・先生方の一人でも欠けていたら、私は今、ここには立てていなかったでしょう。人と人とが影響し合い、感化され、新しい自分へとアップデートを繰り返していくことを、私は成長と呼ぶと思います。この三年間、私たちは様々な人に出会う機会をいただき、たくさんの影響を受けて成長することが出来ました。この文章を書きながら、ふと誰もいない教室を見たとき、中学校生活が終わるという実感が湧き、とても寂しくなりました。嬉しかったことも悔しかったことも、中学校生活を彩った最高の思い出です。私たちの成長はこれからも止まりません。この先、苦しいことや一人では乗り越えられないようなことがあったときには、支えてくれる存在のおかげで成長し、困難を乗り越えることが出来るでしょう。だからこそ私は、自分が成長できる喜びと希望を日々噛みしめて、未来を生きていきます。」
さて、今年度は例年とは異なり、修了式後に保護者の方への感謝を合唱という形で伝えました。曲名は「大地讃頌」。先日の合唱祭で3年生が学年合唱で披露したものです。お世話になった方々へ感謝の思いを伝えたい。また合唱祭に出席できなかった生徒、鑑賞が難しかった保護者に向けて、自分たちの声を届けたいと生徒から発案された動きでした。講堂に響き渡った美しい歌声は、合唱祭以上の感動を呼び、中3の門出にふさわしいものとなりました。
多くの挑戦と成功と失敗を経験した中学3年生はこれから高校生へと羽ばたいていきます。中学生での経験を糧に、立派な高校生になってください。